スプラウトの栽培を始めてもうすぐ一ヶ月。
瓶(ジャー)での栽培と専用容器での水耕栽培をしていますが専用容器の悩みは種まき。
ブロッコリースプラウトなど小さい種が容器の網目の穴から落下してしまいます。
何回かの栽培でコツがつかめてきたので対処方法をまとめておきました。
ブロッコリースプラウトの種が栽培容器から落ちるときの対処方法
私が使っている栽培容器は
・キッチンファーム(大和プラスチック)
・スプラウトファーム(リッチェル)
・スプラウトポット(SELON)
の3つです。
どの容器も小さな種は落下することがありますが、特に落下が多いのはキッチンファーム。
ブロッコリースプラウトの種を入れてみましたが、ほとんどの種が穴に落ちるかはまってしまいます。
他にもレッドキャベツやマスタードスプラウト、バジルなど小さいスプラウトの種はたくさん。
自家製のスプラウト栽培をする上では対策が必要です。
色々な対策方法をまとめてみました。
1.スプラウトの種を水に浸けてから栽培容器に撒く
種は水を吸うと膨らみます。
膨らんで大きくなれば種が穴から落ちないので一晩水に浸けます。
写真はスプラウトファームというスプラウトの水耕栽培の専用容器。
上の容器に一度種を撒いて種の量を決めてから下の容器に種を移します。
種を撒いたときに下に落ちなければ水を種が1/2ほど浸かる程度の水を入れて栽培を始めてOK。
種が落ちた場合は全ての種を下の容器に移して水に浸けます。
一晩、時間は6~8時間ほど水に浸けるとちょっと膨らみます。
写真で違いがわかるでしょうか。
スプラウトファームはサイドの穴から種が落ちることが多いですが水に浸けておけばほとんど落ちません。
水に浸けると発芽しやすくなるそうなので寝る前に水に浸けて朝に種を撒くことも多いです。
バジルやクレスなど水に触れるとジェル上になる種では下の方法で種まきしています。
2.栽培容器に霧吹きなどで水をかけてから種まき
こちらはマスタードのスプラウトの種。
同じスプラウトファームに撒きましたが今度は容器をひたすら霧吹きで湿らせてから種まきします。
水の表面張力で穴をふさぐイメージ。
すぐに種を撒きたいときに簡単で楽な方法です。
それでも落ちた種は後から上にかければOK。
水に浸けなくても水を吸って膨らむので翌日には落ちないサイズに成長します。
3.ガーゼやコットンシートを容器の上に敷いて栽培
一番確実なのはガーゼやコットンシートを容器の上に敷いて栽培する方法。
容器の中にガーゼを敷いてバジルの種を撒いてみましたがもちろん落ちません。
しかしこの方法では専用容器での水耕栽培の一番のメリットである衛生面がなくなってしまうのでおすすめしません。
植木鉢の底などに敷くシートを敷くかたもいるようです。
この状態で発芽まで栽培して芽が出たらシートを外せば衛生的かも。
ブロッコリースプラウトなどの種が小さいスプラウトの水耕栽培にはスプラウトファームかスプラウトポットを使用して1か2の方法がおすすめです。
キッチンファームは豆苗やそばなど種が大きく根も太いスプラウト栽培にぴったりですよ!